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レディー・ガガも認める異才【リナ・サワヤマ】おすすめ曲14選

2021年7月23日に行われた「東京2020オリンピック」開会式。
そのエンディングを飾ったのは、リナ・サワヤマ(Rina Sawayama)さんとエルトン・ジョンのコラボ曲「Chosen Family」でした。
日本生まれ、イギリス育ちの世界的なアーティストをチェックしましょう!

はじめに

パンセクシュアル(全性愛者)を公言するリナ・サワヤマさんは1990年新潟生まれ、ロンドンを拠点に活動するシンガーソングライター(以下SSW)兼モデルです。

ケンブリッジ大学(政治学専攻)卒業後、2013年から音楽活動を本格化させました。


1stアルバム『SAWAYAMA』(2020年4月リリース)はエルトン・ジョンやアメリカのピッチフォーク誌などが大絶賛
しかし日本国籍のためイギリスのマーキュリー賞にノミネートされず、リナ・サワヤマさんは声を挙げました。

その結果2021年2月、英国レコード産業協会(BPI)がブリット・アワードとマーキュリー賞の国籍基準を変更
ブリット・アワード2021でライジング・スター賞のノミネーターになりました。

世界的な音楽賞の基準を変えるきっかけとなったり、ドキュメンタリー番組「情熱大陸」(2019年6月放送)でネクスト「レディー・ガガ」と注目を集めた後にコラボが実現したり、躍進し続けるリナ・サワヤマさんのおすすめ曲を紹介します。

2021年コラボ曲

【1】Free Woman

リナ・サワヤマさんとクラレンス・クラリティによるレディー・ガガのリミックス曲「Free Woman (Rina Sawayama & Clarence Clarity Remix)」。


レディー・ガガの3rdリミックスアルバム『Dawn of Chromatica』(2021年9月)に収録されています。

クラレンス・クラリティは、1stアルバム『SAWAYAMA』のエグゼクティブプロデューサーを務めた、元エル・ミラーノのアダム・マーク・クリスプです。

【2】Enter Sandman

「Enter Sandman」は、リナ・サワヤマさんによるアメリカのヘビーメタルバンド・メタリカのカバー曲です。


53組のアーティストが参加した、メタリカのトリビュートアルバム『The Metallica Blacklist』(2021年10月)に収録。

カバーされているのは、いずれもメタリカが1991年8月にリリースした5thアルバム『Metallica』(通称『ブラック・アルバム』)の収録曲です。

1stアルバム『SAWAYAMA』収録曲

【3】Chosen Family

日本限定ボーナストラック1曲を含む全14曲入りの『SAWAYAMA』をディスク1とし、全11曲入りのディスク2が追加された2枚組アルバムが『SAWAYAMA (Deluxe Edition)』です。


「Chosen Family」(2020年4月)は『SAWAYAMA』収録4枚目のシングル。
ディスク2にはアコースティックバージョンも収録されています。

さらにシングル「Chosen Family (with Elton John)」(2021年4月)でエルトン・ジョンとのコラボも実現
血縁にこだわらない「選ばれた家族」の絆に癒されます。

【4】XS

『SAWAYAMA』収録3枚目のシングル「XS」(2020年3月)。


曲名はテスラ社の電気自動車モデルX・Sと過剰(Excess)のダブルミーニングです。
メタル風かつポップなサウンドと消費主義に対する風刺が効いています。

ディスク2にはライブバージョンとイギリスのラッパー兼SSWブリ―・ランウェイ(Bree Runway)によるリミックス(2020年7月)も収録。
このリミックスは12インチEP『Sawayama Remixed』(2020年11月)にも入っています。

ブリット・アワード2021、ライジング・スター賞のアビーロードでのセッション映像も公開。

【5】LUCID

「LUCID」(2020年11月)は『SAWAYAMA』収録6枚目のシングル。


ジャスティン・ビーバーやレディー・ガガなどのプロデューサー、ブラッドポップを迎えたご機嫌なハウスです。
明晰夢(Lucid dreaming)を見るように素敵な女性と出会えたことを喜んでいます。

【6】Bad Friend

『SAWAYAMA』収録5枚目のシングル「Bad Friend」(2020年4月)。
悪化した友情について反省するエレクトロポップのバラードです。


ディスク2にはアコースティックバージョンとイギリスのポップパンクバンド、ドリーム・ワイフによるリミックス(『Sawayama Remixed』収録)も入っています。

SEKAI NO OWARIの世界展開名義によるリミックス曲「Bad Friend (End of the World Remix)」(2020年11月)もリリース。

【7】Comme des Garçons (Like The Boys)

「Comme des Garçons (Like The Boys)」(2020年1月)は『SAWAYAMA』収録2枚目のシングル。


「男性のように自信がある」と歌うファンキーなディスコハウスです。

ディスク2にはブラジルのSSW兼ドラァグクイーンのパブロ・ヴィターを迎えた、ブラッドポップによるリミックス(2020年2月、『Sawayama Remixed』収録)も入っています。

【8】STFU!

『SAWAYAMA』収録1枚目のシングル「STFU!」(2019年11月)。


The 1975などを擁するイギリスのレーベル、ダーティ・ヒット(Dirty Hit)と契約後、初のリリースでした。
ニューメタルに乗り、差別的な偏見に対する怒りの解放が表現されています。

ディスク2にはアコースティックバージョンも収録。

アルバム未収録シングル

【9】Flicker

マジョリティはフリッカー(ちらちら点滅する光)に過ぎず、マイノリティの私たちのようには輝けない、というメッセージが込められた「Flicker」(2018年11月)。


人種差別や性差別に傷つきながらも、アイデンティティを誇るリナ・サワヤマさんに勇気づけられるミドルナンバーです。

【10】Cherry

まだ家族にも黙っていたセクシュアリティについてカムアウトするきっかけとなった「Cherry」(2018年8月)。


軽快なエレクトロポップの原曲のほかにピアノバージョンもあります。

ライブ映像はこちら。

カナダのプロデューサー兼DJライアン・ヘムズワースによるリミックスもあります。

電子音楽色が強めのダンスチューンです。

1stミニアルバム『RINA』収録曲

【11】Cyber Stockholm Syndrome

全8曲の1stミニアルバム『RINA』は2017年10月にリリースされました。


「Cyber Stockholm Syndrome」(2017年3月)は『RINA』収録1枚目のシングル。
サイバー空間でのストックホルム症候群、燃え尽き症候群による陶酔や孤独が描かれた、まったりとしたエレクトロR&Bです。

アメリカのSSW兼プロデューサー、ナイト・ジュエル(ラモーナ・ゴンザレス)によるリミックスはどっぷりハウス。

【12】Alterlife

『RINA』収録2枚目のシングル「Alterlife」(2017年9月)。


「これまでは嘘にまみれ、探し求める場所もタイミングも見当はずれだったけれど、心の奥底に眠る少女の傷は癒えたから、本当の人生を生きよう」といった内容です。

ギターのリフとドラムのキックが激しいダンスチューン。
カラオケビデオとライブ映像、それぞれ見応えがあります。

ミニアルバム未収録シングル

【13】Where U Are

2ndシングル「Where U Are」(2016年1月)はギターとシンセがドリームポップっぽく響く、切ないエレクトロR&B


オーストリア出身、イギリスで活動するプロデューサー兼DJサルート(salute)によるリミックス(2016年4月)もあります。

【14】Sleeping in Waking

1stシングル「Sleeping in Waking」(2013年4月)はゆったりとしたエレクトロポップ。


死んだように生きているかのごとく、目覚めながら眠っていることを憂いています

おわりに

リナ・サワヤマさんは、キアヌ・リーブス主演のアクション映画『ジョン・ウィック4(原題)』(2022年5月全米公開予定)に出演し、映画デビューを飾ります。

2022年夏頃には2ndアルバムがリリースされる予定なので、ピクセル(Pixel、リナ・サワヤマさんのファン)は楽しみですね!

リナ・サワヤマ

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