アロマ辞典

〈アーボビテ〉妊活中の不安と免疫をやさしく支える香り

妊活中に「ストレスと免疫」が重要視される理由

妊活期は、身体的な変化だけでなく、
精神的ストレスが慢性的にかかりやすい時期です。

ストレス状態が続くと
・自律神経の乱れ
・睡眠の質の低下
・免疫機能の低下
などが起こりやすいことが、複数の研究で示されています。

香り刺激は嗅覚を通して**大脳辺縁系(感情・自律神経)**に直接作用するため、
妊活期のセルフケアとして注目されています。

アーボビテ(Arborvitae)とは?植物学的背景

アーボビテはヒノキ科の樹木で、
「生命の木(Tree of Life)」として古くから神聖視されてきました。

・学名:Thuja plicata
・抽出部位:心材
・抽出方法:水蒸気蒸留

針葉部分には毒性がありますが、
心材から抽出された精油には毒性成分は含まれていません。

妊活期に注目したい主要成分と働き

アーボビテ精油には、以下のような特徴的成分が含まれます。

● ヒノキチオール(α・βツヤプリシン)

・強い抗菌・抗真菌作用
・細胞保護作用
・炎症抑制作用

研究では、
皮膚細胞の炎症抑制や、紫外線によるダメージ軽減が報告されています。

● トロポロン類

・抗酸化作用
・免疫調整に関与する可能性

妊活期に大切な
「外的ストレスから体を守る働き」に関与すると考えられています。

心への作用|リラックス・集中・安心感

アーボビテのウッディな香りは
交感神経優位になりやすい状態を緩和し、
副交感神経を優位にしやすい香りとして知られています。

✔ 不安感の軽減
✔ 緊張の緩和
✔ 睡眠前のリラックス

「頑張る妊活」から
「整える妊活」への切り替えに適した香りです。

妊活期におすすめの安全な取り入れ方

妊活中は少量・低濃度が基本です。

・ディフューザー:1〜2滴
・塗布:キャリアオイルで1%以下に希釈
・使用時間:短時間から様子を見る

※妊娠の可能性がある場合、
使用量を控え、体調を最優先にしましょう。

まとめ

アーボビテは、
妊活期に乱れやすい「心・免疫・皮膚」を
外側からやさしく支える精油です。

香りは治療ではありませんが、
「整いやすい状態」をつくる大切な土台になります。

ABOUT ME
yoshi
サイトをご覧いただきありがとうございます。当メディアを運営しております佐々好美です。 趣味は楽器演奏とジャズダンス、温泉巡りです。 メンタル心理ミュージックアドバイザーの資格取得経験も活かし、がんばる女性が健康で心を豊かにするきっかけを発信したいと考えています。 どうぞよろしくお願いします。

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